腸を元気にする食事に!
常備しておくと超便利な納豆麹。
基本の分量とつくり方をご紹介しますね。
お好みによって、素材を加えてみたり変えてみたりするのも楽しいと思います。
簡単なのでぜひお試しくださいね!
翌日から食べられますが、時間が経つとなじんで熟成していくので、お好みの加減でお楽しみ下さい。
味はやや濃いめです。
一気に大量に食べようとすると、「しょっぱーーーい!」となるのでご注意ください!
人参や切り干し大根、きくらげや鷹の爪など、お好きなものを混ぜ込むのもいいですね。
麹を減らして麹甘酒を使うと、なじみも早く甘くなりそうです。
乾燥した素材を使うと水分が必要になるので、調味料でうまく調整してみて下さい!
腸内細菌の「善玉組」が優位だと、からだもこころも脳も生き生きとします。
「腸内細菌」とは、ざっくりいうと
善玉菌15%+悪玉菌15%+(どちらかのグループに入る)日和見菌70%=100%
というものです。
実は「良い腸内環境」というのは、日和見組のみなさんに、善玉組と仲良くしてもらうということなのです。
ただし、納豆菌は腸内の優位組を応援してしまうので、腸内に悪玉組と仲良しの日和見菌が多いと、悪玉組を加勢して、より悪玉環境を強くしていってしまう、という現象になるのだそうです。
健康にいいはずの納豆菌が、味方ではなく敵になってしまう!
そこでまずは腸内環境を良い状態にすることは必須になります。
そのために、善玉菌を多く含む麹を一緒にすることで、「味方になってくれる納豆菌」に育て上げてから食べる、というのが納豆麹になります。
大豆に豊富な「イソフラボン」は女性ホルモン様の作用があることは有名です。美肌づくりや骨を強くする、動脈硬化を抑えるなどといいことずくめ。でもその効果を得るためにはイソフラボンだけではダメで、「エクオール」という物質が必要なんですって。
ただそのエクオール、日本人の50%しか、腸の中で作ることができないということなんです。
でもご安心、大豆を発酵させるとエクオールという物質がつくられるということ。つまり納豆の中にはすでにあるんですね。
そしてその上、麹と一緒に納豆の発酵を進めることで、イソフラボンの効果をより高めてくれるのだそうです。
女性ホルモン、というのは男性は関係ないと思う方もいるかもしれませんが、男性にも女性ホルモンはなくてはならないホルモンなんです。
女性だけのことと思わず、ぜひ積極的に摂っていってくださいね!