見た目も若く気持ちも若い人はとても魅力的。
“魅力的”というのは、飾って作った上っ面な魅力なんかではなく、素のままそのままあなたのまま100%の魅力というのが本当の素敵さで、人生経験を重ねると、その魅力の違いは簡単に見抜かれてしまう。
内側から健やかで美しくカッコよく!
そのために必要なこととは。
40歳を過ぎると、実年齢と比べて老けて見えたり若く見えたり、差が出てくることを実感してきますよね。
同窓会に行って「あれは先生?それとも同級生?」なんて見分けられなかったり、同じ世代の雰囲気で初めて会った人がやたらと若々しく見えて、ふと鏡の中の自分の老け込み具合にハッとしたり。
顔に刻まれる不健康そうなしみやしわやたるみ!いつの間にこんなに増えたんだろう・・・
髪のコシが・・姿勢・・身長縮んだ?・・・などとあるとき愕然とする。(はい、ワタクシも経験者。)
「見た目が老けて見えても、それは年輪を重ねているということだから受け入れないと」と認めることは悪くはないですが、実は見た目年齢は血管年齢と同じらしい。
つまり、見た目が実年齢より老けて見える人は、血管の老化が早い=外からは見えない内臓の老化スピードが早い。
つまりつまり、心臓や脳などの血管系、糖尿やガンなどの厄介な病への階段を一目散に駆け上がっている、かもしれない、ということになるわけです。
老化=病気という見解もあるくらいですからね。
もちろん駆け上がってもいいですが、別の選択肢として、もっとゆっくり上がっていくっていうのはどうでしょう?
見た目というのは若くキープすることもできれば、作り変えることもできる。
つまりそれは、血管を健康に保つことで「内臓から元気な肉体になる」ということで、仕事も家事も運動も遊びもおしゃれも恋愛もなにもかも、いろんなことがレベルアップして人生うまくいく!というのも、夢の話ではないかもしれませんよ。
見た目の若さが一目瞭然の場所と言えば、“肌”。
そして美容家の方もきっぱりと言っています。肌の若さは“ツヤです”と。
つまり、“素肌にツヤがある”ということは若さ(健やかさ)を表しているということになるわけです。
どうですか?
鏡を見てみましょう。
ツヤッツヤしてますか?
そして肌を構成している、皮膚の下にある“肉”の部分。
真皮や皮下組織があるところ。ここに余分な浮腫みがなく、適度な弾力や張りがある状態はとても健康的ですね。
どうでしょう?
鏡を見てほっぺたをつんつんしてみてください。
ぷるんぷるんしてますか?
中医学では皮膚の健康というのは肺や大腸のはたらきを表していて、肉の部分は脾や胃のはたらきがよくわかる箇所と分類しています。
つまり、肌が適度に水分を帯びていてツヤがあることは、排泄器官である肺や大腸が健全であり、弾力があり血色が良い皮下組織であるということは、食べたものがきちんと消化され吸収されていることを確認できる、ということなんですね。
皮膚は内臓の鏡。
老けてきた自分の顔を見ることを恐れずに、鏡をのぞきこみ、今日の肌はどうかな?と観察する習慣をつけるといいですね!
そんな内臓を栄養しているもの、それは「血液」。その血液を運んでいるのは「血管」。
その血液も血管も、すべて肉体というのは細胞からできています。
その細胞はなにからできているかというと、私たちが口に入れている食べ物、ですね。
だからまずは、必要な栄養素を必要な量摂る。すると「血液」と「血管」をつくることができます。この「血液」と「血管」なくしては話は始まらないのです。
なぜならカラダをつくることも、カラダの機能を管理することも、そのエネルギーがないと話にならないのですから。
その栄養素、それはまずは『たんぱく質』であり、その代謝をサポートする、ビタミンとミネラルも最優先に選ぶ食品になってきます。
ただ、ここで気をつけないといけないことは、食物というのはそれぞれ性質があり、それ単独ではどれだけ品質がよくてもその栄養素を活かすつなぎ役(ビタミンやミネラルなど)が存在しなければ、胃腸器官をただ通り抜けていってしまうことにもなり兼ねないわけです。
そして血管を元気にするためには、それぞれの内臓が「消化」「吸収」「代謝」という役割を果たすことがどれだけ神秘的ですごい機能なのかということを、尊敬の念を持って、私たちは知っておくべきだと思います。