予防すること

準備するって大事

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自由でいることと生きる品格

実際はどうなのかはわからないですが、私って健康のことを口にすることが多いから、私のことを“健康な人”って思ってる人、多いんじゃないかなって思うんです。

健康の定義ってなんでしょうね。

私、実際のところ病院行かないし、病名もらったことないし、食べられるし、眠れるし、歩けるし。これは一般的には『健康』なのかもしれない。

でも、
ジャンクな食べ物好きな方だし
お酒好きだし
夜更かしするし
人間関係いろいろあるし

疲れやすいし
いつも浮腫んでるし
老化現象普通にあるし
悩み事尽きないし

多分そういう人、けっこういるだろなっていう普通な人で。(というか、むしろなんにも気遣ってないんじゃない?というくらいかも笑)

私、子どものころから“健康でいたい”と思ってたんです。

なんでかっていうと、自由にやりたいことをやるためには

体が動かないと!
気持ちがやる気にならないと!

と結構強く思っていて、そうじゃないと「やりたい!」と思った時にやりたいことができないから。

そして命果てるその時まで
“自分のことは自分でできる人間でありたい”
そう思うから。

それって、人間としての尊厳を守りたい、というか自分にとっての生きる“品格”みたいなもんでしょうか。

健康寿命を生ききるヒント

 今日いろいろ調べていたらふと目に留まった本

『本当に正しい医療が、終活を変える』(かざひ文庫)

著者は歯科医師で、口腔の環境がいかに健康寿命を長く維持するのに大切かという視点から、日本が超高齢化社会に進む中で高齢者医療への警鐘を鳴らす内容で。

そこにちょっとリアルでヒヤッとする情報がありました。

寿命のピークについて

  1. 第一次 ― 65歳
  2. 第二次 ― 83歳

 

まず(1)の頃に亡くなられる方は、30~40代で糖尿病、高血圧症、高脂血症などにかかり、持病として持ちながら暮らしてきた方

(2)の頃に亡くなられる方は、長寿のためにかかる病気(ある意味寿命を全うされている)方ということが書かれていて

健康的に最期まで生きるということは、この18年間をいかに元気に過ごすかが“幸せに生きるための健康”と思われる、そんな風に考察されていました。

でもその前に。65歳の時点で元気に毎日暮らせていられるかは、30~40代を“単なる人生の通過地点”と過ごすのか、はたまた、“生活習慣に意識を向けて”過ごすのか、で道は分かれていくということになるだろう、と私は思うのです。

気づいた時がその時

 私は自分自身が健康でありたいです。

そしてできたら、私とご縁のある方たちにも、健康でいて欲しいと思っています。

おいしいものをおいしいと感じ
素敵な香りを素敵と感じ
美しいものを自分の目で美しいと感じ
愛のささやきはしっかり自分の耳で受け止めたい。

触れること
動くこと
握ること
持ち上げること

気持ちいいと感じ
颯爽と風を感じ
遠い地を自分の足でたまには歩き
いつもの床を自分の足で踏みしめる

失ったら取り戻すのは大変で
今“ある”ことの歓びに、今気づいたとしたら

今からこの些細な“できること”を保てるように
些細なことが実は自分の幸せを保つ主力だとどうか気づいて

気づいた今その時から
なにか行動を起こすこと、始めることをお勧めしたいと思っています。

 

この記事を書いた人
有賀 理香
鍼灸マッサージ師。徳島県阿南市からいのちのこと、生きることを心の底から楽しむ人生を発信。
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