有賀理香の想い

私が生まれた昭和という時代は、まだいろんなことが自然界に近い世界でした。

夜になれば町はほとんど静まり、朝から生活をスタートする。それは本当にごくごくあたりまえのことでした。

そしてその頃の人々の生活は、休む時にしっかり休み、活動する時には活動できる、元気な人々が平均的に多かっただろうと、容易に想像できるのです。

時代というのはあっという間に変化しますね。

文明が発達するにつれ、私たちの暮らしはどんどん自然のサイクルとかけ離れていくことになったように感じます。

暗くなれば電気をつけて明るくすればいい。

おなかが空けばいつでも食べられるように作られた食べ物が簡単に手に入る。

遠くに行きたければ乗り物が運んでくれて、遊び相手がいなくても、機械が相手をしてくれるから一人でも退屈しない。

新しく世の中に誕生する商品というものは、私たちの暮らしに便利になるものが多いですが、「生きもの」としての人間の体力や能力、意識やコミュニケーションなど、本来の“人間が天然にもつ大切な力”を変えていってしまったと感じているのは私だけではないと思います。

この便利な生活と引きかえに増えてきたと言われる「アレルギー」や肥満が引き金になる「糖尿病」や「高血圧」そして未だ治療が難しいと感じられている「ガン」や「さまざまな難病」。

大きな世界中の気候変動や工業的な環境の悪化なども少なからず影響していると考えられますが、冷静に考えてみると、“近代的な文化の発展”と“病気”には、切っても切れない関係性が見えてくるのです。

人間は他の生きものと同じ、生物です。それはつまり、私たちは自然界の一部ということ。

自然界は自浄力があり、再生力があり、その環境をすべての生きものと共有しています。私たち人間は、そんな環境で守られる、ひとつの生物なんですね。

そして実は私たち自身にもその環境は備わっていて、そこを自覚し大切にすることで、異なる生物たちともきちんと棲み分け、共生していくことができると言えるのです。

近代的な発展は多くの豊かさや幸福感ももたらしてくれますが、私たちがそんな時代を楽しめるのも、健康な体と心があってのこと。

LIFE isでは、そのためには自然にのっとった生き方、暮らし方がもっとも理に適っていると考え、自浄力(デトックス・排泄力)や再生力(免疫力・自己治癒力)を高め、すでに不調のある方へはその解決力を、まだ不調がない方へは生命力を高める力をつける、それぞれに合った方法をそれぞれが見つけていけるよう、さまざまな内容でご提案しています。

プロフィール

LIFE is代表
鍼灸あん摩マッサージ指圧師
中国医学講座上級修了
日本妊活協会所属

経歴

1972年 東京生まれ
1982年 父が治療院を開業するため長野へ転居
1993年 日米会話学院卒業
1994年 オーストラリア・パースに滞在
1996年 鍼灸師になることを決意、帰国
1997年 東京医療専門学校 入学
2000年 東京医療専門学校 卒業
2000年 鍼灸あんまマッサージ指圧師 取得
2011年 株式会社フレアス業務委託開始
2018年 LIFE is 設立